【業務効率向上】PowerAutomateでコネクタ「タイムゾーンの変換」を使用した日本時間へ変換する方法

はじめに

本記事の対象者

1. Power Automateのコネクタ「現在の時刻」だとグリニッジ時間でなので、日本時間に変換したいけど、どうやって変更すればいいかわからない
2. Power Automateで時間の書式変換のために「書式設定文字」をどうやって書けばいいかわからない

本記事の目的

1. Power Automateのコネクタ「現在の時刻」で取得したグリニッジ時間を日本時間に変換する方法を知る
2. Power Automateでの「書式設定文字」の書き方を知る

Power Automateのコネクタ「タイムゾーンの変換」の使い方・感想

2021年2月から無料版Power Automateを使って今まで貯めてきたノウハウを解説していきます。

自分のノウハウのまとめは、「【業務効率向上】【備忘】PowerAutomateの使い方一覧」にあります。もしよろしければ確認してみてください！！

今回試すフローについて

念のため、今回試したフローを載せておきます。

グリニッジ時間から日本時間にする必要性について

今の業務でシステム運用担当しているものがあり、そのシステムがシステム監査の対象となっているます。

その関係もあり、誰が・いつ・何を承認したのか正確に記録する必要性があります。

個人的には、Power Automateでそれが実現できれば、Office製品と親和性が高いのでカスタマイズしやすく、安く済むのではないかと思っています。

承認関係は以下の関連ページを参考にいただければと思います。

関連ページ：【業務効率向上】PowerAutomateで並列ではない2段階以上の承認のフロー作成方法

Power Automateのコネクタ「タイムゾーンの変換」での時間変換方法

Power Automateのコネクタ「現在の時刻」のタイムゾーンについて

上でも話しましたが、システム監査での「いつ」に何をしたを正確に記録するためにも、書いていきます。

まず、PowerAutomateのコネクタ「現在の時刻」を実行すると、以下のようにグリニッジ時間になってしまいます。
※画像は日本時間 2021/2/28 9:57:13のものです。

イギリスに住んでいる方はグリニッジ時間でいいとは思うのですが、日本に住んでいる方は日本時間の方が分かりやすいと思います。

Power Automateのコネクタ「タイムゾーンの変換」の使い方

早速ですが、下に設定の画像を載せます。

各設定項目の設定値について表にまとめてコメントします。

No3の「変換元タイムゾーン」については、なぜだが日本のタイムゾーンでもできるので、自分はいつもこれを設定しています。

No2の「書式設定文字列」については、「yyyy-MM-dd hh:mm:ss」にしています。

デフォルトの月や年や日の順番が、アメリカの順番になっていて、「ん？」ってなることがあるので、カスタム値で上の設定値がオススメです。

Power Automateのコネクタ「タイムゾーンの変換」の実行結果

「今回試すフローについて」で紹介したフローを実行していみます。

ちゃんと日本時間で意図した書式に変換されていることが分かります。

まとめ

まとめに入ります。

業務効率を上げるために提供されているMicrosoft365のツール群で、今回はPower Automateのコネクタ「タイムゾーンの変換」を使用して、日本時間に変換する方法を説明しました。

コネクタ「タイムゾーンの変換」の設定は、以下の4つです。

 

皆さんも正確な日本時間で記録できるよう、ご活用いただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。