- 1.はじめに
- 2.スープ多めのカルボナードのレシピ
- 2.1.我が家のの材料
- 2.2.フローチャートによるレシピ
- 2.3.我が家流のカルボナードの作り方
- 2.3.1.牛肉を3~4cmの厚さに切る
- 2.3.2.牛肉に塩・コショウ・小麦を振る
- 2.3.3.フライパンにバターを適量入れて牛肉を炒める
- 2.3.4.しっかり焼き色がついたかを確認
- 2.3.5.フライパンに水を入れて、沸騰したらアクを取る
- 2.3.6.火を止めビール・ビーフブイヨン・ローリエを入れる
- 2.3.7.20分間、圧力鍋で圧力をかける
- 2.3.8.たまねぎの1cm幅にスライスする
- 2.3.9.たまねぎをあめ色になるまで炒める
- 2.3.10.人参を1.5~2cm厚さの輪切りを半月切りする
- 2.3.10.セロリは1.5~2cmの厚さに切る
- 2.3.11.圧力鍋の調理が終わったか
- 2.3.12.圧力鍋にたまねぎ・人参・セロリを入れる
- 2.3.13.20分間、圧力鍋で圧力をかける
- 2.3.14.圧力鍋の調理が終わったら砂糖と・マスタード・酢を入れる
- 3.まとめ
1.はじめに
1.1.本記事の対象者
- 筆者
- スープ多めのカルボナードを作りたい人
1.2.本記事の目的
完全に筆者の実家のレシピを備忘録残したいため。
2.スープ多めのカルボナードのレシピ
自己紹介でも記載しているのですが、幼少期に筆者はベルギーに住んでいたことがあり、その時に母が学んだカルボナードのレシピを記載します。
レシピの前にカルボナードについて、筆者も改めて調べてみました。
カルボナード(Carbonade flamande)は、ベルギーやフランス北部の伝統的な煮込み料理です。牛肉を玉ねぎと一緒にじっくり炒めたあと、ビールでコトコト煮込むのが特徴で、ワインを使うフランス風の煮込み(ブフ・ブルギニョン)とはまた違った、深みのある味わいが楽しめます。
ビールの苦みやコク、玉ねぎの甘さ、そしてハーブの香りが合わさって、時間をかけて煮込むほどに味わいが豊かになる一品。パンにマスタードを塗って煮込みの途中に加えるのが伝統的なスタイルで、これがソースにまろやかさととろみを加えてくれます。
ベルギーでは「フリッツ(フライドポテト)」と一緒に食べるのが定番で、寒い季節にぴったりの心温まる家庭料理として親しまれています。
なので、ベルギーの郷土料理の一つとなります。
本場のカルボナードは、牛肉にソースが少しかかっているようなものです。

我が家流のカルボナードは母の好みもありソースが多くなり、下のようにもはやスープになっています。

前段が長くなりましたが、レシピを書いていきます。
2.1.我が家のの材料
それではカルボナードの材料を記載します。
No | 食材名 | 個数 | 備忘 |
1 | 牛すね肉 | 800g~1kg | すね肉の代わりに、ホホ肉かモモ肉でもよい。 |
2 | 玉ねぎ | 700kg | 中くらいのを4個 |
3 | 人参 | 700kg | 中くらいのを5本 |
4 | セロリ | 2本 | 葉も使用 |
5 | バター | 適量 | 代用として、オリーブオイルかサラダ油 |
6 | ビーフブイヨン | 6個 | 母親のメモでは、日本製2個とベルギー製2個と記載有 |
7 | ビール | 350cc | グーズビールの黒ビールがいいが、なければ普通のビールでもいい。 |
8 | ローリエ | 2枚 | 数か所に裂けめを入れる |
9 | 砂糖 | 大さじ1 | |
10 | マスタード | 大さじ1 | |
11 | 酢 | 大さじ2 | |
12 | 小麦粉 | 適量 | |
13 | 水 | 1L |
2.2.フローチャートによるレシピ
フローチャートでレシピを作成したので、参考にしてください。

2.3.我が家流のカルボナードの作り方
写真付きで下に手順を記載していきます。
2.3.1.牛肉を3~4cmの厚さに切る
まずは牛肉を用意します。
以下の画像のように、ブロック肉の状態から始ます。
もし、お店の人にオーダーして対応できる場合は、この工程は不要だと思います。

ブロック肉を3cm~4cmの厚さに切ります。

2.3.2.牛肉に塩・コショウ・小麦を振る
切った牛肉に塩・コショウ・小麦を振ります。

2.3.3.フライパンにバターを適量入れて牛肉を炒める
バターを用意します。
今回は雪印北海道バターを使います。

バターは3cmくらい切り、フライパンにのせます。

バターが溶けてきたら、牛肉を炒めます。

2.3.4.しっかり焼き色がついたかを確認
フライパンで牛肉を炒め、しっかり焼き色がついたかを確認します。

2.3.5.フライパンに水を入れて、沸騰したらアクを取る
しっかり焼き色がついた牛肉が入ったフライパンに、水1Lを入れます。

水が沸騰したら、アクをとります。

2.3.6.火を止めビール・ビーフブイヨン・ローリエを入れる
フライパンの火を止めて、煮込んだものを圧力鍋にビール・ビーフブイヨン・ローリエを入れます。
圧力鍋は、自分の場合はクックフォーミーを使用しています。

クックフォーミーに入れるビールは、黒ビールを加えます。
ただ、黒ビールが売っていることがあまりないと思うので、普通のビールでもよいそうです。
今回は普通のビールを入れます。(気分は黒ビールにしたいので、ラベルが黒のものを入れました。)

ビーフブイヨンは、ベルギーで買ったものと日本で買ったものを入れました。
ベルギー製のビーフブイヨンは、以前旅行した時に購入したものなので、ネットショッピング出なかったと思います。
日本製だけでできるかはためしことがないです。

ローリエ(ローレル)を入れます。
名前が違うのは、英語とフランス語の読みが違うだけで、同じものです。

すべての材料を圧力鍋に入れた状態のものが下の画像になります。

2.3.7.20分間、圧力鍋で圧力をかける
クックフォーミー(圧力鍋)で20分間の圧力調理を設定する。

ちなみに、圧力鍋の有無でどの程度時間が違うのかをメモしておきます。
ただ、母から聞いたものになり、個々の状況によって違うと思うので参考程度にしてほしいです。
No | パターン | 調理時間(項番2.3.7) | 調理時間(項番2.3.13) |
1 | 圧力鍋なし | 2時間半~3時間 | 1時間~2時間 |
2 | 圧力鍋有 | 圧力鍋がシューとなるまで熱する その後、弱火で20分~30分 その後、火を止め20分~30分 |
圧力鍋がシューとなるまで熱する その後、弱火で20分~30分 その後、火を止め20分~30分 |
3 | 電気圧力鍋有 | 20分設定 ※予熱を含めるともう少しかかる |
20分設定 ※予熱を含めるともう少しかかる |
2.3.8.たまねぎの1cm幅にスライスする
たまねぎを半分にして、1cm幅にスライスします。

2.3.9.たまねぎをあめ色になるまで炒める
たまねぎをあめ色になるまで炒めます。
そのため、まずは切ったたまねぎを炒めます。

たまねぎを下の画像ぐらいまであめ色になるまで炒めます。
ふつうはもっと炒めるのかもしれませんが、これでも美味しかったので良いのかと。

2.3.10.人参を1.5~2cm厚さの輪切りを半月切りする
人参を1.5~2cm厚さの輪切りを半月切りします。

2.3.10.セロリは1.5~2cmの厚さに切る
セロリは1.5~2cmの厚さに切ります。

ちなみに、セロリは葉っぱの部分も使用します。

2.3.11.圧力鍋の調理が終わったか
圧力鍋の調理が終わったかを確認します。
ちなみに、以下が圧力鍋の圧力調理が終わった状況です。

2.3.12.圧力鍋にたまねぎ・人参・セロリを入れる
圧力鍋にたまねぎ・人参・セロリを入れます。

2.3.13.20分間、圧力鍋で圧力をかける
20分間、圧力鍋で圧力をかけます。

2.3.14.圧力鍋の調理が終わったら砂糖と・マスタード・酢を入れる
圧力鍋の調理が終わったら砂糖と・マスタード・酢を入れます。
ちなみに、以下が圧力鍋の圧力調理が終わった状況です。

お酢は下のものを使いました。
特に指定とかはないですが、一応載せます。

砂糖も特に指定はないですが、普通のものとなります。

すべてを入れ終わったら、下のようになります。

今回は妻の要望により、マスタードを入れるのをやめてしまったため、そこの写真がありません。
ただ、普通はマスタードを最後に入れます。
3.まとめ
まとめに入ります。
今回は、我が家流のカルボナードを作成しました。
親の料理の味を備忘したいので、本当に個人的な記事になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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